「小児病・病患と医学の誤謬」

2020.06.25 Thursday 06:23
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    「最後に、小児に特有な病気を概略説明してみよう。
    それはまず疫痢、麻疹、百日咳、肺炎、喘息、脱腸、小児麻痺、ジフテリヤを重なるものとし、その他種々の病気がある。
    疫痢は、小児に最も多く、最も恐るべき病気とされている。
    今まで何ら異状のなかったものが、突如として元気喪失し、盛んに欠伸(あくび)をなし、又は眠がり、眼に力がなく、食欲も皆無となり、多少の発熱もあって嘔吐があれば、まず疫痢と見なして差支えないのである。
    そうして重症においては、頻繁なる嘔吐、痙攣、眼球の引吊り等があって、早きは拾数時間にして生命を落すのであるから恐ろしいのである。
    そうしてこの病気の原因は、急激な浄化作用であって、その毒素は最初胃に集溜すると共に脳を犯すのである。
    幸い生命を取止むるとして、一、二日を経て、下痢によって毒素が排泄さるるのであるが、下痢が起れば最早生命の危険はないと思っていいのである。
    医療においては、近来注射療法を重に行うがこれは成績頗る悪しく、恐らく九十パーセント以上は結果不良であろう。
    しかも、最も不可である事は、発病するや直ちに蓖麻子(ひまし)油を、服用さす事である。
    何となれば、毒素が胃中にある時服用させても、箆麻子油は、右の毒素をそのままにして通過し、腸に入って腸内の残存物及び宿便を排除するに過ぎないからであると共に、不自然な手段によって腸を害するからである。
    私が治療時代、疫痢は例外なくそのことごとくが全治したのである。
    しかも施術は一、二回であるから、その日又は翌日は快癒し、平常と異ならないまでになるので、その速かなる偉効に近親者は驚歎するのである。
    しかるにその際、箆麻子油の服用又は注射をしたものは、それだけ治癒が後れるのである。
    そうして、本治療においても、発病後半日以内ならば必ず治癒するが、拾時間以上を経たものは治癒困難な場合がある。
     

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    「腫物とその切開に就て・病患と医学の誤謬」

    2020.06.24 Wednesday 05:57
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      「腫物には、瘍(よう)疔(ちょう)やその他結核性等種々あるが、大体は同一と見なしてよいのである。
      それは腫物のすべては浄化作用によって、体内の不純物が毒血や膿汁となって一旦皮下に集溜し、腫脹し、皮膚を破って排泄せらるるのであるから、全く生理的自然作用というべきものである以上、放任しておけば、順調に治癒するのである。
      しかしながら、右の過程は多くは激痛を伴うものであるから、患者は何らかの方法を施さねば居られないのである。
      本療法によれば二、三回の施術によって、いかなる痛苦といえども解消するので、患者は驚きと喜びを禁じ得ないのである。
      故に、相当大きな腫物であって盛んに膿汁を排泄するに拘(かか)わらず、いささかの痛苦もないので、不思議に思うのである。
      そうしてここに注意すべきは、腫物に対し切開手術を行う事の不可である、それはせっかく集溜しつつあった膿汁はたちまち集溜運動を休めるのである。
      切開でなくも針で皮膚を破っただけでも集溜は停止さるるのである。
      故に、その結果として全部の膿汁が排泄されず残存のまま一旦治癒するとしても、遠からざる内に、その付近に再び腫物が出来るのである。
      これは幾多の経験によって鉄則といってもいいのである。故に腫物の場合、飽くまで自然的に、いささかのメスや鍼も用いぬよう注意すべきであって、勿論冷す事も温める事も、膏薬を使用する事も不可である。
      世間よく、腫物を散らすというが、これは、誤りであって散るのではなく押込めるのである。
      せっかく外部へ排泄されんとした毒血を還元させる訳であるから、病気治癒ではなく、その反対である事を知るべきである。」 (「明日の医術 第2編」より)

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      「婦人病・病患と医学の誤謬」

      2020.06.23 Tuesday 05:05
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        次に、妊娠中の悪阻(つわり)も頗る多い症状で、はなはだしきは嘔吐烈しく、一ケ月以上も碌々(ろくろく)食を摂る能(あた)わず、人工流産のやむなきに至るものもあるが、この原因は胃の外部にある毒素溜結が腹部膨脹によって圧迫される為、浄化作用が発(おこ)って溶解し排泄される。
        それが嘔吐であるから右の毒素を溶解するにおいて容易に治癒するのである。
        次に、子宮外妊娠もよくある症状で、且つ非常に恐れられているが、これは医学においては手術以外方法がないとされている。
        しかしながら本療法によれば、頗る容易に治癒するのである。
        又この症状も誤診がたまたまあるようであるから、注意すべきである。
        そうしてこの症状は、妊娠二、三ケ月頃、下腹部の激痛と出血とが著るしい特徴である。
        次に、白帯下(こしけ。おりもののこと)の多量にある女性があるが、医学においてはこれを不可として種々の療法を行うが、いずれも効果はないのである。
        又子宮が悪いからというが、これは子宮とは全然関係がないので、単に深部から溶解せる毒素が流下し、一旦子宮内に滞溜するのであるから、その際における子宮抓爬などは意味をなさないのである。
        私の研究によれば、この原因は化膿性腹膜炎が、浄化作用によって溶解され、その膿が排泄されるのである以上、白帯下は非常に良いのである。
        その他バルトリン氏腺腫脹、膣炎、掻痒症、子宮脱出、不感症等あるが、これは省く事とする。」 (「明日の医術 第2編」より)

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        「婦人病・病患と医学の誤謬」

        2020.06.22 Monday 06:19
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          次に、成年期になっても無月経の女性がよくあるが、これらは喇叭管閉塞が強度である為であるから、その原因を除けば必ず治癒するのである。
          又不妊症も右と同一の原因であって、医学で唱うるごとく、喇叭管閉塞の為である。
          故に昔から、下腹が固い女性は不妊であるとか、又あの婦人は下腹が固くなったから、もう子が出来ないなどといわれるが、これは真実である。
          次に、子宮後屈及び前屈症があるが、これは子宮の前部に毒結があれば、その圧迫によって後屈となり、後部のそれは前屈となるのである。
          これは勿論不妊の原因となるが、本療法によれば短時日に快癒するのである。
          次に、妊娠中の病気として妊娠腎(にんしんじん)も相当多いのである。
          そうして強度の浮腫(むくみ)の為医家は人工流産を奨めるが、この妊娠腎発生は、多くは七、八ケ月以後であるから、むしろ流産でなく死産であるといってもいいので、実に国家の損失と本人及び家族の精神的苦痛は大なるものがある。
          そうしてこの原因は、平常から背面腎臓部に毒素溜結があり、後部だけならその圧迫も軽度で気が付かないが、一度妊娠するや、腹部の方からも強圧する事になるので、腎臓は、前後からの圧迫を受けるから強度の萎縮腎となり、それが為、余剰尿が浮腫となるのである。
          しかしながら、本治療によれば、この症状は特に治癒し易く、多くは二、三回の治療によって快癒するので、決して人工流産等の必要がなく、順調に出産するから、大いに喜ばれると共に、国家的見地からいっても、大なる貢献というべきであろう。

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          「婦人病・病患と医学の誤謬」

          2020.06.21 Sunday 06:37
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            次に、卵巣膿腫又は卵巣水腫も相当多い病気で、これも割合苦痛はないのである。
            そうして重症になると非常に膨大し、臨月以上の大きさになるものさえあるが、苦痛がないから右のごとき腹を抱えて働いている婦人もよくあるのである。
            そうして腹部の膨大は、腹膜炎とよく似ているが、異なる点は、腹膜炎は胸部へかけて、膨満が斜状型になっているが、卵巣膿腫は、胸部は常態にして、腹部のみが際立って膨満しているからよく判るのである。
            そうしてこの病気に対し、手術は割合奏効する事が多いのである。
            又子宮筋腫も、手術の奏効する事も多いのである。
            次に、婦人病に対し、医家は診察の結果、よく喇叭管が(らっぱかん。卵管のこと)腫れてるというが、これは誤診であると思うのである。
            それは医家の診断は、内部からみて腫れてるというが実は外部即ち下腹部に毒素溜結し、それが外方から圧迫するので、内部からはそうみゆるのであろう。
            次に婦人によくある病気に月経痛がある。
            これは月経毎に多少の痛みを感ずるのであるがそれは喇叭管が狭小又は閉塞しているのであって、それを血液が通過しようとするその為の痛みである。
            そうして原因は、前述のごとき、外部からの溜結毒素の圧迫であるから、その毒素を溶解するにおいて全治するのである。
            私が治療の頃、例外なく治癒したのである。
             

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            「婦人病・病患と医学の誤謬」

            2020.06.20 Saturday 06:31
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              「婦人病にも種々あるが、概略左に説いてみよう。
              最も多いのは、子宮に関する病気である。
              医学では子宮内膜炎又は実質炎、周囲炎等の名称を付しているが、炎のつく限り有熱病であるから、浄化作用が起っているので、放任しておけば必ず治癒するのである。
              しかるに子宮掻爬(そうは)などを行うが、これらは何の効果もない。
              何となれば、元来 子宮内は不断に分泌物又は白帯下(こしけ。おりもののこと)が下りるから、抓爬するや、たちまちに旧(もと)の通りに汚れるからである。
              次に、消渇(しょうかち。婦人の淋病のこと)であるが、これは淋毒性と今一つは、さきに説いた熱尿の為などもあるが淋毒に因る尿道疾患は、淋病の治療法と同じく、尿を頻繁にして、尿道を洗滌するのが一番いいのである。
              熱尿は、さきに説いた通りであるから略すことにする。
              次に、子宮筋腫もすくなくない病気で、その症状も種々あるが、私の経験によれば、誤診が非常に多いのである。
              真の子宮筋腫は、子宮を牽引している筋が腫脹するので、大きさは大、中、小種々あり、多くは硬性で、無痛と軽痛とあり、無痛においては、永い間気の付かない患者すらあるのである。
              又、誤診もあって、鼠蹊腺部(そけいせんぶ)、腎盂(じんう)炎、腹膜の下部等に凝結する毒素又は月経の残存血液の凝結等を子宮筋腫と誤る事が少くないのである。
              これらを治療する結果、毒素の方は白帯下となって排泄せられ、残存月経凝結の方は月経となって排泄せられるので、速かに治癒するのである。
              しかしながら、真の子宮筋腫といえども、本療法によれば、必ず治癒するのである。
               

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              「精神病及び癲癇・病患と医学の誤謬」 

              2020.06.19 Friday 05:09
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                「精神病と癲癇(てんかん)はまことによく似ていて、共通的のものであるが、又異なる点もあるのである。
                そうしてこのいずれもが、全然霊的原因によって発病するのであるから、いかに体的、唯物的療法を行うといえども効果があるはずはないのである。
                故に、これは、霊的病気の項目に詳説するが、その原因が全く霊的である事が判明するにおいて、唯物的研究がいかに徒労であったかを知るであろう。」 (「明日の医術 第2編」より)

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                「花柳病・病患と医学の誤謬」 

                2020.06.18 Thursday 05:18
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                  「花柳病といえば、医学上硬性下疳(げかん)即ち梅毒及び軟性下疳及び淋病の三種とされている。
                  しかし、近来今一種発見されたとして居るが、ここでは三種だけの説明で充分と思う。
                  硬性下疳は医学上スピロヘータなる黴菌によって、不潔なる行為から感染するとされている。
                  そうして現今、駆梅(くばい)療法が進歩したといわれているが、さきに述べたごとく駆梅療法による薬毒そのものの方が、むしろ梅毒よりも悪作用をする事で、これは世人は知らないのである。
                  私は専門家に対しこの点を大いに研究されたいと思うのである。
                  勿論右の薬毒は、六百六号はさきに述べた通りであるが、その他の水銀療法や沃度(ヨード)療法の害も、軽々には出来ないのである。
                  しかし、私が意外に思う事は、本療法によれば、黴毒は実に容易に治癒する事である。
                  故に、その毒素は、医学で唱うるような執拗な性質ではないと思うのである。
                  そうして医学上、黴毒は遺伝を恐れられているが、私は黴毒は遺伝はしないと信ずるのである。
                  これに対し専門家において、今後一層の研究をされる事を望むのである。
                  次に、軟性下疳は放任しておいても治癒する位のものであるから説明の必要はあるまい。勿論、医学においても軽病とされている。
                  次に、淋病は、私はむしろ黴毒よりも悪性と思っている。この病気は医学上でも全治し難いとされているが、全くそうである。
                  しかし、私の実験上、医療は大いに誤っている点がある。それは尿道口から薬液を注入する事である。
                  即ち淋菌(りんきん)ゴノコッケンを深部へ押込むという結果になり易いので、余程熟練の医師でない限り、そういう事が相当あり得ると思うのである。
                  特に看護婦などが行う場合、あり勝ちであろう。
                  右の結果は、摂護腺(せつごせん)炎や睾丸炎を起し易いので大いに注意すべきである。
                  私は淋病へ対し、水分を出来るだけ飲むよう奨(すす)めるのである。
                  それによって尿の排泄が多くなり、尿道は自然頻繁に洗浄される事になるから、結果は頗(すこぶ)る良いと共に、淋菌が深部に移行する危険もないという一挙両得である。
                  又その場合、松葉を枝つきのまま煎じて服(の)む時は、一層の効果がある。
                  何となれば松脂の粘着力が、淋菌の繁殖を阻止するからである。
                  次に、摂護腺炎及び睾丸炎等も、自然療法がいいのであるが、本療法によれば、簡単に全治するのである。」 (「明日の医術 第2編」より)

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                  「脚気とバセドー氏病・病患と医学の誤謬」

                  2020.06.17 Wednesday 05:59
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                    「この脚気(かっけ)も、日本人特有の病気であって、原因は、医学で唱うるごとく白米食である事は言うまでもない。
                    故に療法としては、最も簡単なのは七分搗(づ)きの米食になし、副食物をなるべく多く摂るようにすれば速かに治癒するのである。
                    又、他の方法としては米糠(こめぬか)を食後、茶を飲む時に、普通の匙(さじ)に一杯ないし二杯ずつ、服めば、大抵は一週間位で全治するのである。
                    その際、米糠は煎る方が香ばしく、飲み易いのである。脚気の麻痺は、私が掌で十分ないし二十分位擦っただけで、大抵は治癒するのであるにみても、最も治り易い病気である。
                    次に、バセドー氏病は医学でいう甲状腺部即ち咽喉外部が腫脹するのである。
                    軽症は、軽微な咳嗽、その部の不快感等であり、又気のつかない場合もある。
                    重症は強烈なる咳嗽、喀痰又は白色の粒状や泡状等の液を排泄し、又眼球の飛出す事もある。
                    末期に到ると心臓障碍を起し、脈拍不整、呼吸困難、食欲減退等によって疲労死に到るのである。
                    本医術によれば、順調によく全治するのである。又、妊娠の場合、医家は危険を想い、人工流産を行うが、私の経験によれば危険等はなく、順調に出産するのである。
                    又普通健康体で気付かない程の軽微な甲状腺部腫脹がよくあるが、これらも咳嗽の原因になる事がある。」 (「明日の医術 第2編」より)

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                    「痔疾患・病患と医学の誤謬」

                    2020.06.16 Tuesday 04:28
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                      「日本人特有の病気に痔疾患がある。この病気症状も種々ある事は、世人が知る通りである。
                      その中最も多いのは脱肛であろう。これは、医学でも言う通り、日本の便所の構造が悪い為も確かにある。
                      そうして脱肛は、排便方法によって治すのが一番良いのである。
                      それは、便所の時間の長いのが、最大原因であるから、これをまず短縮する事である。
                      即ち排便が有る無しに関わらず、一回を五分以内とすること。
                      ただし、一日何回でも差支えない。
                      この方法を一、二年続くるにおいて、必ず治癒又は軽快するのである。
                      又今一つの原因は便秘による硬便であるが、これは本治療を施せば容易に治癒するのである。
                      次に、疣痔(いぼじ)は、放任しておいても長時日によれば治癒するが、いかなる重症であっても本治療によれば短時日で全治するのである。
                      又出血、掻痒(そうよう)症等もあるが、これらも放任しておいても、自然治癒するのである。
                      又世人に非常に怖れられているものに痔瘻(じろう)があるが、これは決して怖るべき病気ではないので、最初から放任しておけば、長時日膿が排泄されて必ず治癒するのである。
                      しかるに、これを知らない世人は、医療によらなければ治癒しないと思うのであるが、医療は、排膿孔を手術によって閉塞するので、膿は隣接部から穿孔排膿する。
                      それを又閉塞する。また穿孔するというように繰返すにおいて、遂には蜂の巣のようになる。
                      しかも、これに薬毒が加わるから激烈な痛苦を伴い、頗(すこぶ)る悪性になるのであるが、本治療によれば、いかなる痔瘻といえども完全に全治するので、痔瘻は、私は、治りいい病気と常に言っているのである。
                      そうして世間よく痔瘻を手術すると肺病になり易いといわれるが、これはどういう訳かというと元来痔瘻の原因は、軽症なるカリエスのごときものであって、その膿が肛門から排泄する訳であるから、肛門の排泄口を閉鎖すればその膿は肋膜又は肺臓内へ浸潤し、喀痰によって排泄されようとする…それが肺病になるといわれる訳である。
                      そうして、痔の出血を世人は恐れるのであるが、これは浄化作用による濁血の排泄であるから、反っていいのである。
                      ちょうど、赤痢の血便と同様な意味であって、後頭部の重い症状や、首肩の凝りが、痔出血によって治癒する事がよくあるのである。」 (「明日の医術 第2編」より)

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