「明日の文化」

2020.10.17 Saturday 07:15
0

    私も相当多数見たのであるが、真なるものと偽なるものとの両方ある事である。
    しかるに科学者は、霊写真は全部作り物であるとなし、又、霊の研究者は、大抵真とするような傾向があるが、私のみる所では、偽もあるが、真なるものも確かにあるのである。
    従って、写真のレンズは人間の肉眼よりも数倍物体映像の力即ち密度に対する敏感性を有しているのであるから、この理を推進めレンズの一層進歩した物が出来れば霊の映写は可能となるであろう。
    右のごとく、精巧なるレンズが成功するか又は新しい光線の発見があるとすれば人体に対し、今日のX光線のごとき装置を以て霊視する時、霊衣及びその曇は掌(たなごころ)を指すごとく視得るであろうから、その曇を施術者より放射する光波によって解溶するという状態をみた時、いかなる唯物論者といえども、霊医術の価値を信じない訳にはゆかないであろう。
    ここに到って初めて、霊科学は学問の一分野となるであろう。
    そうして右の原理は、X光線の反対でなければならないのである。
    それはX光線においては、骨とか金属とかいう、密度の高いもの程光線が透過せず、それが顕出するのであるが霊を浮び出すにはその逆で、物質的密度の高い程通過し、霊の密度の高いもの程捕捉顕出するという方法でなければならないのである。
    又、右以外、写真の乾板を進歩改良させる方法である。
    たとえていえば、今日の赤外線写真のごとき、特殊の映像法の発明であって、それは現在の乾板でさえ、たまたま霊が映る位であるから、左程難事ではないと思うのである。
    従って、その方面の専門家諸君に対し、研究を望むものである。」 (「明日の医術 第3編」より)
    明日の医術 第三編 (未知の世界・生と死・再生・輪廻転生)

    category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -
    Comment