「三国同盟の意義」

2020.09.17 Thursday 05:50
0

    蘇聯が東亜へ食指を動かすかとみればたちまちにして退陣し、バルカンやスカンディナビヤへ侵出するやたちまち今日のごとく後退に後退をするの余儀なきに到るという状態は実に雲の性に相似ているのである。
    次に、独逸(ドイツ)は地であるという事は、ナチスの言霊を解釈すれば能く判るのである。
    又独逸国で最も多く用いられている色が褐色である事で、ナチスの服色もそうであり、全く土の色を表徴しているのである。
    又、伊太利(イタリア)が海という事は、ファッショの黒シャツが表徴しているのである。
    これは、現代人には受け入れ難い説明であるが、しかし簡単に説明すれば、海王は黒色の龍であるのである
    (現代人は龍などというと荒唐無稽の説と思うので困るが、私はこの龍の存在を適確に知ったのであるが、それらを説明するには一小冊子にもなるから遺憾ながら省く事とする)。
    次に、仏蘭西(フランス)の霧という事は、独逸の地と英国の月との中間にあって、夜の世界においては天地の間に霧が多いというーその型である。
    故に今回仏蘭西が敗北したという事は、日の光に浴した独逸の為に、霧がはれたという訳である。
    右によって、今次の世界大戦に当嵌(は)めてみる時一層明かになるのである。
    日独伊の三国同盟は、日本即ち太陽が、大地である独逸と海である伊太利を照らす…即ち昼の世界の姿である。
    独逸と伊太利が切っても切れない関係にあるのは陸と海の関係であり、ヒットラー氏は夫で、ムッソリーニ氏は妻であるからである。
    右のごとく三国同盟が昼の世界そのものであるとすれば、月と星の英米は解消しなければならないはずである。
    彼らが敗退に次ぐに敗退の運命を辿っているのは致方ないのである。
    又蘇聯があの様に敗退したという事は、日と地との間を遮(さえぎ)っている雲が、はれんが為の地霊の活動即ち気圧の為にモスコーまで敗退したという訳である。
    すべては天の時と大自然の運行によるのであって、人力のいかんともすベからざるものである。」 (「明日の医術 第3編」より)

    category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -
    Comment