「三国同盟の意義」

2020.09.16 Wednesday 05:54
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    「私は、世界の大転換なる人類史上空前の問題の真相を説くに当って、全世界重なる国々の宿命と、夜昼転換に際会しての変化即ち興るもの、滅ぶるものゝ帰趨(きすう)、即ち未来観をかくのである。
    日本神道においては、天地は合せ鏡であるというのであるが、これは真理である。
    即ち天体の構成は大地に反映し、勿論、天体の変化も大地に反映するのである。
    この意味によって、私は検討してみるのである。即ち日本は太陽であり、英国は月であり、米国は星であり、蘇聯(ソ連)は雲であり、独逸(ドイツ)は地であり、伊太利(イタリア)は海であり、仏蘭西(フランス)は霧である。
    それらについて大略説明してみよう。
    日本は説明の要はないが、英国が月であるという事はその国旗が物語っている。
    即ち旗の地色は月明の空の色であり、赤色の条(すじ)が八方に通っているのは、太陽の光を反映して月光が八方へ伸びている形である。
    そうして赤条の縁(ふち)に白条があるのは月自体の色を表わしているという訳で、倫敦(ロンドン)に霧が深いのも月の都であるからである。
    そうして今日まで世界に覇を唱えていたのも、夜の世界は月が王者であるからである。
    又米国の星条旗も面白いと思う。
    この国の物質が豊富なのは星の数が無数であるという訳である。
    又英国との関係も、月と星は夜の世界には共に光輝を放っているからである。
    又天地創造説に月が分裂して星が出来たという事がある。
    これも英国人が米国に移住し、それが開拓の根本となって今日のごとき大米国となったという訳である。
    次に、蘇聯が雲であるという事はその国全体が雪が多いという事は水分が多いのであって常に陰欝である。
    又雲の活動は断えず一定していないで、ある時は拡充し、ある時は縮小し、白雲となり黒雲となり、実に端倪(たんげい)すべからざるものがある。

    category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -
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