「世界の大転換」

2020.09.14 Monday 05:54
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    「私は、私の創成した日本医術なるものは、いかなる理由によって生れたかという事と、今日まで病気の原因が不明であると共に、既成療法なるもののほとんどが誤謬であって、それが発見されなかったという事について徹底的に説明してみよう。
    そもそも、この大宇宙を観る時、それは実に際涯(さいがい)なき天空の無限大より顕微鏡によっても視る事を得ない無限微に至るまで、
    実にあらゆる物質は大中小それぞれ相応の理によって生成し化育し、離合し、集散し、破壊し、建設しつゝ、無窮の進展を遂げつゝあるのである。
    そうしてすべてに陰陽あるごとく一年にも寒暑の別あり、一日の中にも昼夜の別あり、十年にも昼夜の別あり、百年に千年に万年にもそれがあるのである。
    以上のごとき理によって、数千年かあるいは数万年目に当然来るべき夜と昼との転換期があり今やその時が来つゝあるのであって、今日はその黎明期に相当するのである。
    私のかような言説に対して読者は判断に苦しむであろう、何とならば夜昼は一日の中にのみあるからである。
    従ってこの説明は非常に困難ではあるが、何人にも解釈出来得るはずである。
    それはさきに詳しく説いたごとく吾々の住んでいる地球の上には、霊界空気界物質界の三段階によって構成されている。
    そうしてこれはまた二段に分ける事も出来る。
    即ち空気の水素と地球の土素とは物質であり、霊即ち火素は全然非物質であるからである。
    即ち霊と物質とを区別すれば、霊界と現界とになる。
    そうして霊界と現界との関係を説くに当ってまず知らなければならない事は、あらゆる事象は霊界に先に起り、そのままが現界に移写されるという事である。
    ちょうど映画におけるフィルムが霊界であり、銀幕が現界であるのと同様でそれが天地の厳然たる法則である。
     

    category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -
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