「小児病・病患と医学の誤謬」

2020.06.30 Tuesday 05:20
0

    小児麻痺も多い病気であるが、これは霊的原因であるから、後篇に詳しく説く事とする。
    ジフテリヤも右と同様であるから後篇に譲る事とする。
    次に、小児の便通に対しよく浣腸(かんちょう)を行うがこれは大いに不可である。
    浣腸の結果、逆作用を起し、便秘する事になる。便秘するから、浣腸を行う。浣腸を行うから便秘するというようになるので、これらも、反自然の為である。
    ここに面白い事は、浣腸に因る便秘は、肛門の口許が秘結する事で、この事によってみても、浣腸の為の秘結がよく判るのである。
    人間は生れながらにして、自然便通があるべく造られてあるのであるから、浣腸などの必要はないのである。
    もし浣腸をしなければ便通がないとしたなら、昔の小児はどうであったろうか。
    昔の小児は便秘で困ったという事を誰も聞いた者はあるまい。
    全く、現代医学の理念は解するに苦しむのである。
    私は、幾人もの腹部が腹膜炎のごとく膨大した児童を扱った事がある。
    それは生後間もない時から、浣腸によって便通をつけ、それが癖になって、浣腸を行わなければ絶対に便通がないというようになり、その結果漸次、腹部が膨大するのである。
    そうして、浣腸によって便通をつければ幾分縮小するがそうでないと膨大するのであるがこれは瓦斯(ガス)が放出しない為である。
    これによってみても、いかに浣腸が有害であるかを知るであろう。」 (「明日の医術 第2編」よ

    category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -
    Comment