「臨床診断の欠陥」

2019.11.28 Thursday 08:37
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    「今日までの臨床診断法としては、重に聴診器と、打診と脈診と、舌又は眼を検する位なれども、余が実験上、指頭に依って、診断の大いに効果ある事を識れり。
    実際において医師諸君が発見し得ざりし病源を発見して治癒せし事、今日までに幾許(いくばく)なるを知らず。
    故に余はこの指頭診断を医家に向って、是非とも推奨せんとするものなり。
    特に脳神経衰弱、脳充血、眩暈(めまい)、眼病、扁桃腺、淋巴(リンパ)腺、耳鼻咽喉、吃音、発音不能、肺の諸疾患、胃病、腎臓病、中風、各癌腫、腹膜炎、喘息、卵巣等の患部原因、いずれも指頭に依って掌を指すがごとく、適確なる診断を得らるべし。
    さればこの指頭診断法その他について、諸病に渉り逐次余が実験を発表すべし。」 (「純日本医学の建設(一)」より)
     

    category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -
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