神生み国生みの時代.3

2019.11.22 Friday 08:28
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    国産み神生み

     扨て、国生みに就て述べる段階となったが、前節で述べた如く、第四次元の世界で日、月、星辰、竝に地球の創造が終ったので、地球上に国造りが始められたのである。そして陽陰の結びにより新たなる働きが形成される事は前節で述べた通りであって、この場合、陽が主導権を有つ事が自然の法則であって、陽を中心に陰が働く事が原則であり、国生みに当っても陰が主導権を有った場合の失敗と陽が中心になれば成功する事を伊邪那岐(イザナギ)、伊邪那美(イザナミ)の両神の国生みの件でも示されて居るのである。
     国生みに続いて、神生みであるが、国生みは十四個であり、神生みは三八(三五)柱である。この神々は森羅万象のそれぞれの面を担当する働きである。(例えば風、水、火等)
     かくて伊邪那美神(イザナミノカミ)は火之夜芸速男神(ヒノヤギハヤオノカミ)を生まれた為に神避る事になるが、これは原子核の分裂の一様相である。(詳細は各論で述べる)
     次に伊邪那岐神(イザナギノカミ)は泣沢女神(ナキサワメノカミ)を生じた。これは陽+陽の働きである。そして伊邪那美神(イザナミノカミ)の神避の原因となった、火の神の首を切られた事によって十六柱の神が生じた。これは又エーテル体内の陽的変化により新たなる働きが生じた事を意味するのである。
     次に黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)の戦いは仲々幽玄微妙な働きであって、桃子(モモノミ)を三つ取って黄泉軍を悉く追い払ったとあるが、第七、第六、第五次元の絶対力を結集した意と解釈すれば解決は容易となるであろう。この絶対力の名称を意当加牟豆美命(オホカタズミノミコト)と称す。
     次に阿波岐原(アワギハラ)の禊祓いの時にも御身に着けたる物を脱ぎ捨て給いし時に十二柱の神を、又禊ぎの時に十四柱の神を生じた事になって居るが、これ等も皆、その働きに応じてこれを司る働きとなり、力を代表する(中心となる)ものと考えればよい。
     以上の如く陽陰の種々の結びにより、森羅万象に必要なる一切の働きの基礎とその中心の力とが出来たのであって、組合せの複雑なる事又、その準備の完全なる事到底人智の測り知らざるものである。
     かくて第四次元の働きは終え、第三次元の世界へと移行するのである。
     本節の結論として言える事は、第四次元の世界の中心となる働きは伊邪那岐神(イザナギノカミ)と云える。即ち主神の代表神であり潜在エネルギーの代表的働きと言えるわけで、森羅万象の生成発展を司るわけである。
     例の如く之迄の概略を述べて見ると、
    第七次元の世界に於て、
     潜在エネルギー(主神)の働きは陽・高御産巣日神(タカミムスビノカミ)陰・神御産巣日神(カムミムスビノカミ)二つの組合せより、
     第六次元の世界の生命・宇麻志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂノカミ)を生じ、又一方陰子同志内の組合せにより、原子、元素・国常立神(クニトコタチノカミ)無機竝有機物・豊雲野神(トヨクモヌノカミ)の働きを生じ、
     第五次元の世界に至り、この生命(+)と原子、元素竝有機、無機の働き(−)の組合せにより十組+−の万象の働きの基礎が作られ
     第四次元の世界に入り、万物の生成発展を司る働き(力)の発露・伊邪那岐神(イザナギノカミ)によって日、月、星辰、地球竝に、国生み、神生みが行われて、第三次元の人類を生ずる直前の万象の仕上げ期たる第三次元の世界に進む事となるのである。
     茲で面白き事は、去る八月二十七日、東京に於ける世界宗教会議の開会式の席上、三笠宮が、外国人宗教者に対し「日本の神とは、西洋人の言うゴッドとは違うものであるから、この機会によく研究して頂くように」と言われたが、西洋は一神論であり、日本は多神論である。而して西洋の一神とは、主神の事であり、潜在エネルギーを指したのであるが、日本の多神とはそれぞれの使命によって生じた神々を指すのである。即ち一神論は普遍の神性を指し、多神論は、個別的神性を呼んだのである。従而、日本が如何に神学上西洋に先んじて詳細に説明しているかが判るわけである。

    category:神様の解明 | by:mistoshicomments(0) | -
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