薬毒の恐怖

2019.05.03 Friday 09:04
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     凡ゆる病原は薬剤である事は私の常に唱えている処であるが、之に就て一層深く突込んで書いてみると、右の原理を常に頭に置いて診査すればよく分る。例えば此の病気は何の薬を服んだ為とか、何の注射のためとか、何を塗布したからだとか、洗滌したからだとか考えてみるのである。仮に盲腸炎にしろ之はいつ何の薬を服んだから、消毒薬を用いたからと考える。言う迄もなく其の薬毒が膿化し盲腸部に固結したものだからである。又胃に関する病気にしても何の薬を何年間服み続けたからだとか、此の神経痛は、リョウマチは、腫物は、ひょう疽は、脱疽等々もそうであり、頭痛、眼、鼻、耳、歯痛、歯槽膿漏、扁桃腺炎、声嗄れ等々何も彼も原因は薬であるから必ず見当はつく筈である。又薬を用いた事のない子供とすれば勿論親の薬毒が遺伝したものであるから其の気で考えれば直ぐ分る筈である。
     というように殆んど想像もつかない訳であるから恐ろしい話しである。然し我神霊医学を修得すれば根本が薬毒である事が分る以上、病気の心配から解放されるのである。そうして歯痛の原因が盲腸手術のためよくあるのも一寸意外に思うであろうし、凡ゆる手術の際の消毒薬が色々な痛みの原因になる事も非常に多いものであるから、身体のどこかに激しい痛みや執拗な痛みのある場合、既往の手術を思い出せば必ず肯くであろう。又歯槽膿漏の原因が腎臓萎縮による余剰尿が上え昇る為と知ったら驚くの外ないであろう。其の他数え上げればキリがないから此の辺で止めておくが、要するに万病悉くの原因は薬毒なりと知ればいいので、之だけでも其の人は安心立命を得たのである。

    category:薬毒について | by:mistoshicomments(0) | -