「霊界の転換」

2020.09.18 Friday 05:53
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    「霊界が夜昼転換するにおいて、人間に対していかなる変化が起るかという事を説いてみよう。
    病気は浄化作用である事は、最早説く必要はあるまい。
    しかしながら、ここに知っておかねばならない事は、肉体の浄化作用が起るより以前に、霊体の方が先に浄化作用が起るという事であって、それは霊体それ自身が霊界に属しているからである。
    しかるに、夜の世界においての霊界は、暗黒か又は月の光であるから、浄化力が極めて微弱であった事で、昼の世界に比べて何十分の一の力である。
    故に、夜の世界であった時期の間は、浄化作用を促進させる事は困難である為、止むを得ずその反対である浄化作用停止即ち固める手段を採らねばならなかったのでそれが病気治癒の唯一の方法とされて今日に到ったのである。
    しかるに、昭和六年即ち満州事変頃から霊界に光明が射し初めたのであるから、この頃より漸次浄化作用が強烈になってきたのである。
    即ち、黎明期に入った訳である。
    これがさきに説いたごとく、夜の世界の右進左退の暗黒的リズムに対し、昼の世界の左進右退的光明のリズムの運動が霊界に起り初めたのである。
    このリズムの変化によって世界のあらゆる事象が転換し始めたのは勿論である。
    この根本原理を知識しない限り、世界の趨勢は明かに知るを得ないのである。
    そうして、左進右退的リズムが浄化作用そのものであるから、年一年浄化作用は旺盛になりつゝあるので、この意味において、漸次、浄化作用停止は不可能となるのである。
    故に、黎明期以前においては、病気に罹るや、薬毒その他の方法によって浄化作用停止を行う事がある程度可能であったのである。

    category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -