「日本式医術」

2019.12.10 Tuesday 09:13
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    「世界各国の人種は、それぞれの特色があって、日本人は日本人、中国人は中国人、西洋人は西洋人としての違いさがあるのである。
    ここでは、日本人と西洋人だけに関して、説明をしてみよう。
    本来、日本人は、霊が主で体が従であり、男が主で、女が従であるのである。
    西洋人はその反対で、体主霊従、女主男従である。
    これが根本をなして、知らず識らずの間に、衣食住は固より、風俗、習慣、道徳等が、成立ったものである。
    しかしながら、ここに注意すべきは、体主霊従の総ては、永遠の存在は不可能であって、霊主体従の道は、永遠に繁栄するものである。
    それは、体主霊従は罪悪と闘争を生み、霊主体従は、愛と平和を生むからである。
    西洋医学は、この体主霊従が基本である。
    それが、物質的手段に依って治癒せんとする方法になったものである。
    故に、外観上、日本人の体格よりも西洋人の方が、優秀に見えるのは、体的のそれが為である。
    従って、病気を治す場合、元来が体が主である西洋人には、物質的治療は、ある程度は奏効するものである。
    それと反対に日本人は、霊が主である以上、体的療法は逆であるから、効果の無い事は当然である。
    この点を認識しない以上、西洋医学では、日本人の病気は治らないのみか、反って悪化するものである。
    近来、日本人の結核や近眼の激増、乳児死亡率の多き、弱体児童漸増等は、これを物語っているのである。
    しかしながら、体主霊従である、西洋人に霊主体従は不可(きか)ないかと言うと、これは、そう言えないのである、森羅万象の法則は、霊主体従であるから、西洋人といえども、これに漏るゝ事は出来ないから、効果は必ずあるのである。
    この故を以て、世界人類すべてを救う医術、それは、霊を主とするところの、日本式医術でなくてはならない。
    本療病術こそ、それであるのである。」 (「明日の医術・新日本医術としての岡田式療病法」より)
     

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