「人口問題と本療法」

2020.07.05 Sunday 06:25
0

    「本療法が一般に行われるようになるとすれば、現在国家が最も憂慮しつつあるところの人口低下の大問題が解決なし得るという事である。
    元来、不妊症はいかなる原因であるかというと、全く前項に述べたごとく、腎臓萎縮によってホルモンの欠乏となり、ホルモンの欠乏は、性的劣弱化するのであり、それが妊孕(にんよう)力低下の真因である。
    勿論女性ばかりではない。男性も同一である。
    特に女性にあっては萎縮腎の為、尿毒が腹膜に固結し、喇叭管(註 卵管のこと)を圧迫したり又は前屈後屈等、子宮の位置を変移する事になるから受胎に支障を及ぼすのである。
    右のごとくであるから、不感症や夫を忌避する女性等は、ことごとく萎縮腎の結果である。
    医学において子宮の発育不全というのも、勿論、それである。
    故に、腎臓が健全になれば、必ず妊娠すると共に、夫婦相和し、家庭争議や離婚等の忌わしき問題は著減するであろう。
    私は、自画自讃せざるを得ないのである。本医術を外にして、人口問題解決の鍵は絶対得られない事である。」 (「明日の医術 第2編」より)

    category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -

    「腎臓医術と若返り法」

    2020.07.04 Saturday 05:30
    0

      次に、平均浄化について、今少しく説く必要があろう。
      前述のごとき平均浄化が次々起るにおいて、ちょうど毒結のある個所を、身体が指示するごとくであるから、毒素のある個所は結局において全部判明し、全部治癒するのであるからそれによって完全健康体となるのである。
      次に、本療法を初めて受けたる患者が、翌日あたり、往々だるい場合があるが、それは治療した個所ではなく、治療しない個所に平均浄化が起るので、それは微熱であるからだるいのである。
      故に、前日治療しない個所を治療すれば、全く治癒するのである。
      次に、近来当局において一般国民に対し「胸を張って歩行せよ」というが腎臓を完全にすれば自然的に胸を張るようになるのである。
      故に若くして胸を張れないものや年とって腰の曲るという原因は、ことごとく尿毒が背部又は腰部に固結するその為であるから、今日いかに胸張り宣伝をなすといえども、腎臓を健全にしない限り、人為的に無理を強行する事になるから苦痛となるので、一時的効果はあろうが永続性は乏しいものとみなければならないのである。
      この点においても、我腎臓医術の効果は大なりというべきである。」 (明日の医術 第2編より)

      category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -

      「腎臓医術と若返り法」

      2020.07.03 Friday 04:45
      0

        この理によって、腎臓の活動を促進さす事こそ、あらゆる疾患を治癒させ健康を増進させる唯一の方法である。
        故に、腎臓部の障碍が除かれ、活動旺盛となるにおいて、幾多の好影響が表われ始めるのである。
        その最も著しき現象としては若返る事である。少くとも拾年ないし二拾年は若返るのである。
        それはいかなる訳かというと、腎臓なる機能は尿によって体内毒素を処分する以外、ホルモンを製出するものであるからである。
        今日医学においてホルモンを外部から注射等によって注入するが、これらは一時的効果に幻惑させるのみで、反って腎臓を弱らすのである。
        ちょうど外国品を輸入する為、国内工業が萎靡(いび)するのと同様である。
        この意味において、輪入品よりも遥かに優秀なる国産ホルモンを無限に製出なし得る本療法の効果は、まことに偉大なるものと思うのである。
        右の結果として、元気旺盛となるは勿論、爽快感が湧出し、楽天的となり、人生観は一変するのである。
        従って、怒り、癇癪(かんしゃく)、短気等の性格は消え、親和協調的となり、愉快に仕事に従い根気が続くようになるから、能率が非常に増進するのである。
        かような事をいうとあまりに牡丹餅で頬辺をたたかれるようであるが、私はいささかの誇張もない事を言うので、何人といえども実験をすれば詐りでない事を知り得るのである。
        故に、私は常に想うのである。
        日本人の腎臓が健全になるとすれば、まず何よりも能率増進によって生産の増加となり、悲観や憂欝的人間が減少するから社会は明朗化し、人々は生活を楽しむようになるのである。
        この意味において、この腎臓医術こそ、百万語のお説教にも勝る心身改造法であるといっても過言ではないのである。

        category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -

        「腎臓医術と若返り法」

        2020.07.02 Thursday 06:19
        0

          「本療法は一言にしていえば腎臓医術といってもいいのである。
          さきに詳説したごとく病気の原因としては然毒、尿毒、薬毒の三種であるが、その三毒が最も作用する局所としては、腎臓に如くものはないのである。まずその順序を説いてみよう。
          人間がこの世に生を享けるや、先天性毒素として最も病原となるのは然毒であるがそれはまず最初、背面腎臓部に集溜するのである。
          勿論、嬰児といえども大抵はそうである。又世間よくある起歩きの後れる幼児は、右のごときが原因であるから、それを治療する事によって容易に治癒するのである。
          そうして人間は成人するに従い、腎臓部に三毒素溜結し、漸次固結が増大するので、その圧迫によって腎臓は萎縮しさきに説いたごとく余剰尿が滲出し、右の固結に追増するのである。
          従って、腎臓は益々圧迫されるから、それだけ余剰尿の増加となり、いよいよ固結が増大する。
          その結果として余剰尿は漸次的に背部脊柱の両側に向って移行集溜し、なお上昇して肩の凝りとなり、頸部の周囲より頭脳は勿論、眼、耳鼻、歯齦、咽喉部等に及ぶのである。
          又 人により胸部の周囲、腕の付根、胃部、肝臓部、腹膜等にも及び、なお下降して脚部にまで及ぶのである。
          この場合勿論神経集注個所程集溜する事はさきに説いた通りである。
          かくのごとく、腎臓障碍が原因となって、あらゆる病原となるのであるから、何よりもまず、背面腎臓部の固結を溶解除去しなくてはならないのである。
          かくする事によってあらゆる疾患は治癒に向うのは当然である。
          ここで、平均浄化作用について知っておく必要がある。
          それは毒素溜結せる一局所を溶解除去するにおいて、他の毒素溜結部は右の浄化状態と同様の状態に平均すべく、自家浄化作用が発生する。
          勿論自家浄化作用であるから、発熱又は痛苦を伴うのである。
          従って根幹的原因である腎臓部が浄化されるにおいて枝葉的に他に分搬せられいる毒素は、平均的自然浄化によって、全身的に疾患が治癒さるる事は必然である。

          category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -

          「医学不明の流行病」

          2020.07.01 Wednesday 05:58
          0

            「近来、我国民の中年以上の男女に特殊の疾患があって、それは現在相当多いのであるばかりか、漸次増加の傾向さえ認めらるるのである。
            そうしてこの病患は医家が診断するといえども更に判明しないので、医家は病患はないというのである。
            にも係わらず本人は非常に苦痛であるが、いかんともし難いのである。
            症状はといえば、全身倦怠、頭重、肩首の凝り、物にうき易く、根気がなく、何事も気が乗らず、
            不快感の為、怏々(おうおう)として楽しまず、無為にして日を送るという実に哀れむべき症状である。
            しかも外見上、健康そうにみゆるので、周囲の者からは横着のごとくみらるるという訳で患者はなおさら苦痛なのである。
            しかるに、右のごとき症状は、ことごとく萎縮腎が原因であって、患者の腎臓部を検するに巨大なる毒素溜結があり、又 脊柱の両側、肩、頭、淋巴腺付近、全頭部、腹膜部等にも尿毒の溜結が相当あるのである。
            故に、腎臓部を第一とし、その他各部の浄化法を行うにおいて、毒結減少と共に漸次苦痛は軽減し、ついに溌剌たる元気を取戻すのであるから、患者の喜びはたとえようがない位である。
            この症状は、中流以上の人に多く、殊に婦人に多いのである。」 (「明日の医術 第2編」より)

            category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -

            「小児病・病患と医学の誤謬」

            2020.06.30 Tuesday 05:20
            0

              小児麻痺も多い病気であるが、これは霊的原因であるから、後篇に詳しく説く事とする。
              ジフテリヤも右と同様であるから後篇に譲る事とする。
              次に、小児の便通に対しよく浣腸(かんちょう)を行うがこれは大いに不可である。
              浣腸の結果、逆作用を起し、便秘する事になる。便秘するから、浣腸を行う。浣腸を行うから便秘するというようになるので、これらも、反自然の為である。
              ここに面白い事は、浣腸に因る便秘は、肛門の口許が秘結する事で、この事によってみても、浣腸の為の秘結がよく判るのである。
              人間は生れながらにして、自然便通があるべく造られてあるのであるから、浣腸などの必要はないのである。
              もし浣腸をしなければ便通がないとしたなら、昔の小児はどうであったろうか。
              昔の小児は便秘で困ったという事を誰も聞いた者はあるまい。
              全く、現代医学の理念は解するに苦しむのである。
              私は、幾人もの腹部が腹膜炎のごとく膨大した児童を扱った事がある。
              それは生後間もない時から、浣腸によって便通をつけ、それが癖になって、浣腸を行わなければ絶対に便通がないというようになり、その結果漸次、腹部が膨大するのである。
              そうして、浣腸によって便通をつければ幾分縮小するがそうでないと膨大するのであるがこれは瓦斯(ガス)が放出しない為である。
              これによってみても、いかに浣腸が有害であるかを知るであろう。」 (「明日の医術 第2編」よ

              category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -

              「小児病・病患と医学の誤謬」

              2020.06.29 Monday 04:47
              0

                脱 腸
                この病気も小児には多いのであるが、老人にもたまたまあるのである。
                そうしてこの病気は、人により軽重がはなはだしく、軽症においては、成人するに従い自然治癒するが、重症は治癒が困難で、医療においては手術をなし、軽症は脱腸帯を使用させるのである。
                この病気の原因は腹膜部における局部的毒素溜結が腸を圧迫する為逸脱するか又は恥骨の左右のあなのいずれかの方が先天的大きい場合発(おこ)るのである。
                重症においては、男子は腸の垂下が睾丸にまで及ぶので、そういうのは治癒が困難である。
                この病気の手術は多くは結果良好であるから、私としても手術を推奨する事もある。
                そうして本療法においては、腹膜の毒素溜結を溶解し腸の活動を旺盛にさせるのであるから、相当の時日を要するが、ほとんど治癒するのである。
                又脱腸帯は相当の効果がある。
                その他の小児病としては、湿疹、皮膚病、頭瘡、顔面瘡等もあるが、これらも自然治癒が最も確実である。
                特に顔面瘡の場合、眼球を犯され、はなはだしきは盲目となるかと疑わるる程のものもあるが、これらも自然によって完全に治癒するのである。
                又、生れて間もなく嬰児(えいじ)が急に食欲減退すると共に嘔吐をする事がある。
                そうして嘔吐の際血液が混じている事がある。
                これはいかなる原因かというと、嬰児が母体から出生の際古血を飲下し、それが時を経て排泄されるのであるから、全部排泄さるれば平常のごとくなるのである。
                しかるに、原因を知らない医師も母親も、病的吐血と誤解し、おどろくのであるがこれは心得ておくべきである。
                その他の症状としては、不機嫌、不眠、憤(むず)かり、脳膜炎等であるが、これはさきに述べたから略する。
                以前私が経験した病気に面白いのがあった。それは抱くと必ず泣くという嬰児である。
                それはよく診査すると、肋間神経痛があったので、抱くとそこを圧迫するから痛む、それで泣くのであった。
                故に、その部を治療するやたちまち全治したのであった。

                category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -

                「小児病・病患と医学の誤謬」

                2020.06.28 Sunday 07:25
                0

                  喘 息
                  小児喘息(ぜんそく)は、前項のごとき原因が多いのであるが、その他の原因としては遺伝である。
                  そうして小児喘息は、そのほとんどは横隔膜辺から胃及び肝臓の外部へかけての毒素溜結であって、これは放任しておけば、成人するに従い自然治癒するものである。
                  又、背面腎臓部より心臓部裏面にかけて溜結毒素があり、その浄化作用による事もある。
                  肺 炎
                  小児の肺炎は、百日咳を固めた結果と、麻疹の場合と、肺臓の周囲又はその一部に集溜せる毒素の猛烈な浄化作用とである。
                  特に小児においては呼吸逼迫(ひっぱく)、喘音、不快感等が著るしいので、近親者は恐怖し、痛心するのである。
                  しかし、医療においては、あらゆる浄化作用停止方法を行うから、不良の結果が多いのである。
                  むしろ放任しておいた方が、治癒率は多いであろう。
                  本療法によれば、一週間とはかからないで、完全に治癒するのである。
                  そうしてこの病気は、痰の排除されただけは軽快するのであるから、痰の排除を促進する療法であれば必ず治癒するのである。

                  category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -

                  「小児病・病患と医学の誤謬」

                  2020.06.27 Saturday 05:58
                  0

                    喘 息
                    小児喘息(ぜんそく)は、前項のごとき原因が多いのであるが、その他の原因としては遺伝である。
                    そうして小児喘息は、そのほとんどは横隔膜辺から胃及び肝臓の外部へかけての毒素溜結であって、これは放任しておけば、成人するに従い自然治癒するものである。
                    又、背面腎臓部より心臓部裏面にかけて溜結毒素があり、その浄化作用による事もある。
                    肺 炎
                    小児の肺炎は、百日咳を固めた結果と、麻疹の場合と、肺臓の周囲又はその一部に集溜せる毒素の猛烈な浄化作用とである。
                    特に小児においては呼吸逼迫(ひっぱく)、喘音、不快感等が著るしいので、近親者は恐怖し、痛心するのである。
                    しかし、医療においては、あらゆる浄化作用停止方法を行うから、不良の結果が多いのである。
                    むしろ放任しておいた方が、治癒率は多いであろう。
                    本療法によれば、一週間とはかからないで、完全に治癒するのである。
                    そうしてこの病気は、痰の排除されただけは軽快するのであるから、痰の排除を促進する療法であれば必ず治癒するのである。

                    category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -

                    「小児病・病患と医学の誤謬」

                    2020.06.26 Friday 06:24
                    0

                      麻 疹
                      この病気は、他に異常がないのに、数日間発熱が持続して、それから発(おこ)るのが普通である。
                      これは生理的浄化作用であるから、放任しておいても大抵は治るのであって一時に発疹する程いいのである。
                      この際外出したり、風にあてたりすると、発疹を妨げるから良くないので注意すべきである。
                      そうして麻疹(はしか)そのものは危険がないが、斃(たお)れるとすれば余病即ち肺炎によってである。
                      その他の余病としては中耳炎、血膜炎等である。
                      しかし、これらも放任しておけばほとんど治癒するのである。
                      これも、本治療によれば、一回の施術によって全身的に発疹し、二、三日で全治し、余病など決して発らないのである。
                      百日咳
                      百日咳も多い病気であって、強烈な持続的咳嗽によって、白い泡のごときものを旺(さか)んに嘔吐するのであるが、それが百日咳特有の毒素である。
                      この先天的毒素を全部体外へ排泄するのに百日位かかるので百日咳というのである。
                      そうして右のごとく、強烈な咳嗽及び嘔吐の場合、その苦悶の状、見るに忍びざる程で母親は痛心するのである。
                      又百日咳の特徴は、咳嗽の際息を引く時に、一種の音を発するのである。
                      医療においては、咳嗽を止める事に腐心して、毒素の排除を止めて固めようとするが、これは実に誤っているのである。
                      万一医療の目的のごとく毒素が固まったとすれば、いずれはそれの浄化作用が起るーそれが肺炎又は喘息となるのである。小児喘息は右の原因が多いのである。
                      私の治療の時は、十日間位で、ほとんど全治したので、私は百日咳ではなく、十日咳であるとよく言ったものである。
                       

                      category:戦前の医学論文 | by:mistoshicomments(0) | -